今日は借金の利息(りそく)・利子(りし)の計算のお話です。
そもそも借金とは、おカネの貸し借りのことをいっています。
なぜお金を借りなければならないのでしょう?
自分が一生懸命働いて稼(かせ)いだお金の範囲で、贅沢(ぜいたく)せずに、身の丈(たけ)にあったお金の使い方をしていればよいのでは?と思われるのですが、なかなかそうもいかないのが、人の世の常(つね)、大人の社会といわれています。
生活費のためとか、商売・ビジネスをやっていくために必要であるとかいったような理由になります。
ひどい場合には、銀座のクラブでお酒を飲んだり、クラブのホステスさんにブランド品をプレゼントしたりするためにお金が必要で、とか、キレイな女性とHな遊びをしたいからとか、競馬やパチンコ・スロットなどのギャンブルがしたいとか、いわゆる「(酒を)飲む、(ばくちを)打つ、(女を(今の時代は「男を?」))買う」の理由でお金を借りることになります。
ギャンブルと借金が似ているのは、ラクをしておカネ(現金、現ナマ)を手にしようという心理がはたらくところかもしれません。
そうして借金をした場合には、その人にとって有益なこと(ギャンブルが有益かどうかは定かではありませんが、少なくともその一時だけは、興奮したりドキドキしたりして、楽しい時間をすごすことができます。)に使うことができたわけですから、おカネを貸してくれた人に使用料、謝礼(しゃれい。お礼の意味です。)の意味で、利息を払うのが、実際のところです。おカネを貸した側は、他人におカネを貸しているあいだ、そのおカネを自分で自由に使うことがせきなかったわけです。
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民法(みんぽう)という法律の第88条第2項では、「物(「ぶつ」とここでは読みます。)の使用の対価(たいか)としてうけるべき金銭その他の物を法定果実とする。」となっています。おカネというものの使用料として受け取ることができるさらなるおカネは、これすなわち利息です。利息が果実だといっています。おカネを貸す側の表現ですね。おカネを他人に貸していたところ、利息という果実が実ったというわけです。
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では前置きはこれくらいにして問題の解説、答えに入ります。
最初に50万円借りましたが、利息がついていない額面、金額のことを元金(がんきん、元本(がんぽん)ともいいます。)といいます。
年間どれくらいの利息がかかるかといいますと、
ということで、年間90,000円の利息がかかります。
では、1日あたり、どれくらいの利息がかかるかといいますと、90,000円を年間の日数の365日で割ります。
となって、1日あたり約247円の利息がかかっていることになります。
では問題の1ヶ月の間の利息はいくらか考えます。4月1日から4月30日までの日数は何日かといいますと、29日です。利息の計算をするときに、初日の1日を日数に加えるか加えないかは、いろいろな説がありますが、ここでは加えません。そうすると、
- 246.57・・・円×29日=7,150.68・・・円
となって、1か月で約7,151円の利息がかかったことになります。
4月30日に20,000円の返済をしましたが、まず20,000円のうち、約7,151円は利息にあてられてしまいまして、残りが元金にあてられます。つまり、
- 20,000円−7,150.68・・・円=12,849.31・・・円
となって、元金にあてられるのは約12,849円です。
ですので、残った元金は、
- 500,000円−12,849.31・・・円=487,150.68・・・円
で、約487,151円が残りの元金です。
2万円返したのに、利息に約7,151円も持って行かれてしまって、元金を返したことになるのは約12,849円だけというわけです。
答え:約487,151円
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